わんわんパトロール

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わんわんパトロール

わんわんパトロールとは

『わんパト』は2005年、校区の子どもたちを守り地域の防犯を高めるために、浜松東警察署公認の活動として発足しました。
帽子や腕章をつけて散歩するだけの簡単な活動で犯罪件数が低下することは、先駆地域で実証されています。『わんパト』は、こうした防犯だけでなく、子どもたちへの声掛けや地域の人々とのコミュニケーションが自然とはじまり、町中に笑顔と元気なあいさつがあふれます。
おじいちゃんもおばあちゃんも、わんちゃんを飼っている人もいない人も入隊できます。
まずは小さな一歩から！！

わんわんパトロール隊

隊則

散歩の時には、わんわんパトロール隊の帽子もしくは腕章を装着する。
子どもたちには、あいさつや声掛けをする。
不審者・不審車両・危険な違法駐車を見かけたら『110番』通報する。
自己責任で行動する。
犬の苦手な人に配慮し散歩のマナーを守る。

浜松東警察署（代表）053-460-0110
事務局（ルナ動物病院）053-411-3715

『わんわんパトロール結成』の新聞記事より

地域パトロールを兼ねた犬の散歩で子どもの通学路の安全を守ろうと、浜松東署管内の5つの小、中学校のPTAが中心となって準備を進めてきた「わんわんパトロール浜松EAST隊」が10日、約140人と80匹態勢で発足する。下校する児童を狙った凶悪事件が全国で相次ぐ中で、周囲の期待も高まり、近隣校も次々と参加を表明しているという。（木下大資）

隊員となるのは丸塚中、東部中、佐藤小、蒲小、相生小などの各PTAが呼び掛けた保護者らが中心。発足後は自治会などにも協力を求め、さらに地域を巻き込んでいく構えだ。

隊員は犬の散歩の際に目印の黄色の帽子をかぶり、子どもたちに声を掛けたり、不審者を見かけたら通報したりする。希望者には犬用の黄色いバンダナや手綱につける緑色のリード標も用意した。「パトロール隊の格好をして積極的にあいさつなどをしていれば、犯罪者はその地域を狙わなくなる」と隊長を務める丸塚中PTA会長の高橋伴行さん＝浜松市子安町＝は取り組みの狙いを語る。

きっかけは今年初め、少年警察協助員を務める河合さん＝同市天神町＝の提案だった。学校内外で子どもが巻き込まれる事件が深刻化する中、新聞で紹介されていた東京都内の「わんわんパトロール」を自分たちでも始められないかと考え、学校や自治会などに相談する一方、浜松東署に協力を要請。7月には提案を受けた高橋さんの呼び掛けで5校PTA合同の準備委員会が実現した。

活動の趣旨に賛同したルナ動物病院（同市佐藤三丁目）の鈴木一隆院長も協力を買って出た。県外の先例をインターネットで調べ、来院する愛犬家にも参加を呼び掛けた。

「事件のせいで子どもが大人を警戒するようになるのは本当は良くない。犬を連れて散歩する人なら安心感があって親しみやすく、会話も生まれる」と河合さんは“顔の見える”地域づくりの効果も期待する。

10日は浜松東署で結成式を開く。同隊に関する問い合わせはルナ動物病院＝053-411-3715＝へ。